・【募集】2021年11月30日(火)■午前:かみかつウエブ談義所:八重地の棚田


+++ 入室情報 Zoom +++
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https://us02web.zoom.us/j/88930168469?pwd=Umg4azJlUjBHcXZWUExaMlV0bkJDUT09
ミーティングID: 889 3016 8469
パスコード: 123

+++ 日程・テーマ +++
・日程  2021年11月30日(火)09:00-11:30
・テーマ 森を守り、棚田を守った八重地集落、その棚田情報を学ぶ
     全国初の曲線型ほ場整備ほか
・目的  今後の八重地の棚田の保全・活用に活かすため、にほんの里100選、重要里地里山に選定されている八重地の棚田の基礎情報を学ぶ
・開催趣旨  1999年5月18日付け徳島新聞に八重地の棚田が直線型のほ場整備の記事が掲載されました。結果的に、八重地の棚田は、その主要部が全国初のとなる曲線型のほ場整備で生まれ変わりました。その後、八重地の棚田は、「にほんの里100選(2008年)」「重要里地里山(2015年)」に選定され、2020年より「かみかつ茅葺き学校」の活動がスタートしました。 第2次世界大戦の頃、八重地地区住民は、戦闘機のプロペラ用材のため政府からの高丸ブナ林の伐採命令から、ブナ林守りました。今回のウェブ談義所では、過去に、森を守り、棚田を守った八重地集落における棚田情報を学び、未来の棚田を守るための意見交換を行います。

+++ 情報提供者等 +++
○情報提供
・「森を守り、棚田を守った八重地集落、棚田情報を学ぶ、曲線型ほ場整備ほか」 澤田俊明(徳島大学客員教授)
○コメンテータ
・ 池添純子(徳島文理大学准教授)
○ファシグラ
・平元美沙緒(秋田ファシリテーション事務所)  
・MC   坂本真理子(阿南高専・研究員)  

○調整:佐々木 眞由美(かみかつ棚田未来づくり協議会事務局)
○プロデュース:大山沙代美(かみかつ棚田未来づくり協議会プロデュース担当)
        澤田俊明(徳島大学客員教授、協議会アドバイザー)  

+++ 参加申し込みフォーム +++
・下記の申し込みフォームでお申込みください。
・申し込み締め切り 2021年11月29日(月)
https://forms.gle/PwTEr1nsewUF4X2K8


+++ 事後アンケート +++
・終了後、下記アンケートにご記入ください。
https://forms.gle/3NEz21Rm3Ct8CUUk9

+++ ウェブ談義所のメーリングリストの登録 +++
かみかつ棚田ウェブ談義所のメーリングリストを登録します。本メーリングリストは、かみかつ棚田未来づくり協議会が主催運営し、ウェブ談義所や協議会の活動情報を共有します。メーリングリストに登録した方は、談義所の資料情報のURL(登録者限定、パスワードあり)をご案内します。
下記より登録
https://forms.gle/deqvS6CosfCGYuwY6


+++  八重地ほ場整備事業(観光庁ホームページより) +++
観光庁令和2年度地域観光資源の英語解説文事例集の和訳より(内容監修:澤田俊明)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kankochi/content/001402491.pdf
https://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kankochi/content/001402493.pdf
八重地ほ場整備事業
八重地の棚田は、近代化と減り続ける労働力の圧力により、その象徴的な輪郭を失う危機に瀕していました。現在では、これらの棚田は地域住民の保全活動の物語とほ場整備の先駆的なモデルの象徴となっています。

2002年以前の八重地に見られたような小さく急勾配の棚田は、機械化農業には適していません。日本で使われている水田利用に特化したトラクターでさえ小さな棚田の中でスムーズに動かすことも、ひとつの棚田から別の棚田へ容易に昇降させることも困難でした。八重地では、棚田には歩道しかなかったので、小型のトラックでさえ入れませんでした。起伏のある地形は灌漑も困難なものにしました。そのうえ、この地域では現在住民の70%を超える人々が65歳を上回っており、農業従事者数の減少に直面しています。

徳島県は八重地の水田を整備してより広い長方形のほ場にし、利用可能な機械の使用を促進する計画を1998年度に採択しました。しかし、この計画が伝統的な棚田の景観を台無しにしてしまうとの懸念が表明されました。そこで徳島県は、景観の専門家と協力し代替案を提案しました。2002年十一月に完了したほ場整備事業は、可能な限り自然な土地の輪郭に沿った棚田を作ることによって、景観保全と営農管理のニーズを両立させていました。鋭角がないため、機械を容易に方向転換させることができます。同時に、小型トラックが必要な農業機械を運搬するのに十分なように道路が拡幅されました。開発されたこの画期的なシステムは、2002年の第六回全国棚田サミットで発表されました。八重地の田畑は、このような再整備のされ方をした日本で初めての棚田の例です。そのため、景観保全および耕作効率のモデルとなっています。

+++ プログラム(予定) 2.5時間(150分) +++
進行 MC坂本真理子
0900 チェックイン
0915 第1部(75分)
・情報提供 澤田俊明 50分
・コメント 池添純子 5分
・質疑        10分
・振り返り  平元美沙緒 10分
1030 休憩 
1040 第2部 40分
・意見交換 30分
・個人の気づきの共有 10分
1120 チェックアウト
1130 閉会        

○かみかつ棚田ウエブ談義所の資料情報(パスワードあり)  https://dangi100-4.postach.io/
 閲覧には、参加申し込み時、あるいは、ウェブ談義所のメーリングリストの登録が必要です。
○かみかつ棚田ウェブ談義所 https://webdangi100-2.postach.io/
○かみかつ棚田未来づくり協議会 https://kamikatsutanadamirai.amebaownd.com/